はじめまして。料理研究家の Mizukiです。

私は現在、【簡単・時短・節約】というコンセプトで料理ブログを運営し、4冊の料理本を作らせて頂いたりと、料理浸けの毎日を過ごしています。作ることを仕事にしている私ですが、実は10年前まで摂食障害(拒食症)を患っていました。色々とこだわりが強く、自分の気持ちもコントロールできず、ついには食べることもできなくなってしまったのです。

そんな中、周りの懸命なサポートや治療を受け、病状が落ち着いてきた頃には23歳になっていました。その年齢の同級生達はちょうど大学に通っていたり、就職したりしている頃で、私も【何かしないと】と思う気持ちが強くなりました。そして考えた末に出た答えは、自宅でお菓子を作ること。母に手伝ってもらいながら毎日お菓子を作り続け、いつしかそれが仕事になっていきました。作ったお菓子をお店に卸させて頂いて、社会復帰ができたのです。

食に苦しんだ私が、今では食を仕事にしています。そんな自分だからこそ伝えられることがあるのではないかと思っています。


自宅でお菓子を作っていただけの私が料理を仕事にするまでになったきっかけは料理写真投稿サイト(ペコリ)への参加でした。ペコリでは毎日ランキングが更新されており、ここで無謀にも1番になりたいと思ったのです。目標を見つけた私はまるで水を得た魚のよう。 打ち込むことが楽しくて、結果が出たら嬉しくて、いつしかのめり込むようになっていきました。それから間も無くしてランキングで1位になることができたのです。そしてふと思いました。【料理本を作りたい】と。それは大き過ぎる夢ではありましたが、何故か無理だとは思わなかったのです。できるかできないかではなく、やるかやらないか、それだけのように感じていました。

さて、その夢を叶えるためには出版社さんに自分を見つけてもらう必要があります。その可能性を求めてはじめたのが料理ブログ。毎日レシピを考えては料理を作り、それをブログにアップする。それが私の日課となりました。



元々決めたことはやり通したいタイプですし、ルーティーンを作ることも嫌いではありません。それでもやはりしんどいと思うこともありましたが、必死で夢を追いかけていました。そしてブログ開設から数ヶ月後、そんな想いが通じたかのように、数社の出版社さんからお声がけ頂いたのです。それは私にとって奇跡のようなことでした。それからまた数ヶ月が経った頃、料理本出版という夢が現実となります。

これらは全て、病気で生死をさまよってから僅か3〜4年の間に起こった出来事です。
はじめて出版した本を手に取った時、抑えきれない色々な感情が込み上げ、涙が止まらなかったことを覚えています。本を持つ手は震え、それまでの出来事が頭の中を回想していました。辛かったこと、悲しかったこと、家族に迷惑をかけてきたこと。頑張ったこと、踏ん張ったこと、諦めなかったこと。全てが今に繋がってるんだ、無駄なことは何もなかったんだなって思いました。

それから数年、今も変わらずルーティーンを守っています。毎日かかさずブログを書き、有難いことに料理本も作らせて頂いていて、2018年11月には5冊目の本を出版予定です。


5冊目は私のルーツともいえる、はじめての”お菓子の本”。あの頃自宅で一人焼いていたお菓子が、”料理本”というカタチに姿を変え、多くの方の目に触れてもらえるチャンスです。今も一冊目の本を作った時と同じように、また沢山の想いと気持ちを巡らせて、きっと素敵な本に仕上げたいと思っています。夢は叶って終わりではありませんでした。私はこれからもずっと追い続けるのだと思います。

– PROFILE –
Mizukiさん

| Mizuki
@mizuki_31cafe

料理研究家。LINEオフィシャルブログ「奇跡のキッチン」では、『簡単・時短・節約』をコンセプトにしたレシピを紹介し、月間300万PVを集める。
著書は「材料2つde超簡単!Mizukiのやみつきおかず」(KADOKAWA)など。

 

 

関連リンク

インスタグラマー:miki
おうちごはんが大人気!インスタグラマーmikiさんの意外な素顔と盛り付けのコツ

 
ワーキングマザー:kyoko
インスタグラマーkyoko_plusの家事も仕事も!よくばりライフスタイル