ここ数年、「リモートワーク」や「ノマド」という言葉が各メディアで取り上げられる機会が増えました。女性の社会進出が定着し、「出産後も働きたい」という要望も増え、企業側も場所を固定せず仕事ができるようにと、少しずつ体制を整えています。

「リモートワーク」という働き方は、現在社会問題になっている「労働人口減少による雇用問題解決」の大きな鍵を握っているかもしれません。
今回はリモートワークが可能な求人を公開しているサイトを3つご紹介していきます。
その前にリモートワークという働き方がどんなものなのか、簡単に説明しましょう。

そもそもリモートワークってどんな働き方なのか?

リモートワークとは「遠隔(リモート)で仕事(ワーク)をする」という、新しい働き方を提案した造語です。
「企業に属した形」を取りつつ、在宅やコワーキングスペースなど自由な場所で仕事ができる働き方を指します。類似語で「在宅勤務」「ノマドワーク」「テレワーク」などが挙げられます。

正社員、業務委託など雇用形態は異なることも

さて、前段で説明した「リモートワーク」ですが、正規雇用だけでなく、業務委託など雇用形態は企業や個人によって様々なようです。

例えば、企業に正社員として雇用され、週の何日かはオフィスに出向いて仕事をし、それ以外はリモートで仕事をする人がいる一方で、業務全てをリモートで進行し、正社員雇用ではなく業務委託という形をとる人もいます。

また、正社員でありながら勤務時間の100%を遠隔業務で仕事をする、育児や出産といった一時的な原因で出社できない人が在宅で働くなど、最近では多くの働き方を選べるようになりました。

リモートワークのメリット・デメリット

リモートワークのメリット・デメリット

それでは、実際にリモートワークを行ってみて感じるメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

個人のメリット:通勤時間からの解放

メリットは何といっても「通勤負担の軽減」ではないでしょうか。満員電車通勤から解放されるだけで、精神的・肉体的な負担が減りますよね。郊外に家を建てた場合、通勤片道1.5時間という方もいらっしゃるのではないでしょうか?通勤に使う往復3時間を業務に注げれば、作業効率もグンと上がりそうですよね。

また、朝の時間は大変貴重です。時間にゆとりが持てれば、家事や子育てにも充分な時間が取れそうです。

企業のメリット

①人材の確保ができる

育児や介護を理由に、優秀な人材が流出するのは企業にとっては大きな損失です。在宅やリモートで場所を指定せず仕事ができる環境があれば、何らかの事情があって通勤が困難になった有能な人材を雇用し続ける事ができ、企業にとってもメリットが大きい制度と言えます。

②経費を削減できる

企業が支出している通勤手当。300人社員がいる企業が月に一人当たり20,000円の通勤手当を支給していると計算すると、それだけで600万円の経費がかかっていることになります。リモートワークであれば、そういった通勤にかかる経費などを大幅に削減できるのでメリットが大きいと言えますね。

個人のデメリット:孤独

会社に出社すれば、「上司」や「部下」「同僚」がいて、その場でコミュニケーションをとりながら仕事をするのが当たり前ですよね。しかし、リモートワークとなるとそうはいきません。気軽に業務の相談をしたり、休み時間に業務とは関係のない話題で盛り上がったり、といった人とのコミュニケーションが希薄な(あるいは全くない)世界で仕事をすることになります。

今では、SlackやChatworkなどPCやスマホ上で気軽に会話できるチャットツールが増えつつありますが、やはり日常的に他人とコミュニケーションをとらないと「孤独」を感じるケースが多いようです。

企業のデメリット:評価が難しい

リモートワークは勤務中の態度や勤務時間で社員を評価するのではなく、「仕事の結果」「仕事の成果」が全てです。ですから、評価の基準がどのような「結果」であり「成果」であるのかを明確にする必要があります。そのため、評価の基準が曖昧だと社員側からも「正当な評価をされない」と転職されてしまうリスクもあります。

ここがオススメ。リモートワークの求人サイト3選!

おすすめのリモートワーク

それでは、実際にリモートワークの仕事を募集している求人サイトを3つご紹介します。今後転職活動を視野に入れている方は、参考にしてみてくださいね。

CODEAL

「働くをもっと自由に」を掲げたCODEALは、副業orフリーランス、完全リモートワーク、もしくは週1回~4回出社など、幅広い選択肢から自分の仕事を探せる新しい求人サイト。ITエンジニアやWEBデザイナー向けの求人が多く掲載されています。

また、自分のスキルにチェックを入れると、得意分野を活かせる求人の絞り込みも可能。使い勝手がよく、目的に応じた仕事を見つけやすいのが魅力です。

ReWork

ReWorkはリモートワーカーと企業をつなぐサービス。リモートワークで働きたい人は、自らのスキル登録・公開し、企業は求める条件を入力してリモートワーカーを募集できる仕組みとなっています。

今までのクラウドソーシングと大きく異なる点は「案件ベース」ではなく「人ベース」で契約を結べる点。そうすることにより、多くのクラウドソーシングにありがちな「単価の低い仕事」の蔓延を防止し、結果「真に実力のある人材」がリモートワーク市場で活躍できることを理念に掲げています。実力ある人材の確保、適正な単価での仕事、双方がWin-winの関係で仕事ができる、嬉しい求人サイトです。

レバテックフリーランス

ITやWebに特化したフリーランスエンジニア専用のエージェントがレバテックフリーランス。出勤型、完全リモート型など、企業や案件によって働くスタイルを選ぶことが可能です。また、エージェントと呼ばれる所以は、担当者が「フリーランス」と「企業」の間に立ち、双方のマッチングを支援してくれるため。登録した人材のスキルや希望要望に合わせて、レバテックから案件を提案し、面倒な企業との交渉や契約までも代行してくれる心強い求人サービスです。これなら、安心して案件に没頭できそうですね。

求人サイト以外にここもチェック!クラウドソーシングサービス

Lancers

今までご紹介してきたリモートワークの求人サイトと少し異なるのが、こちらのランサーズ。ランサーズは「仕事を依頼したい人」と「仕事を受注したい人」が出会えるクラウドソーシングサービスのプラットフォームです。「ライティング」「ネーミング」「文字起こし」「事務」「秘書」「資料作成」「アンケート回答」など、幅広い範囲の仕事の依頼を受けられます。

また、初心者でも比較的登録しやすく、案件も多いため少しずつ実績を重ねていくことが可能。なお、クラウドソーシングの中では案件数が日本最大です。

Crowdworks

ランサーズと似た形式のサイトです。大きな違いはないのですが、異なる点は、クラウドワークスは「一案件につき複数採用可能」なので、仕事を発注する企業側が一つの仕事に対して複数名のワーカーを募集したい時に大変便利です。

また「クラウドワークス」は「ランサーズ」に比べ案件の数が少ないことから、「質」を求めたい発注者が多いと言われています。

双方大きな差はないので、好みで登録して仕事をしている方が多いようです。

【番外編】IT系求人サイトでは「在宅勤務」で検索できることも

先に述べた求人サイトの他にも、エン・ジャパンやリクルートなど大手の求人サイトでも、「在宅勤務」で検索をかけるとリモートワークの求人が確認できるようになりました。正社員として働きたいけど毎日満員電車に乗ってオフィスには通いたくない、出社せずに自宅で業務を完結させたい、といった人が増えている中で、日本も「リモートワーク」や「在宅勤務」を良しとする社会に変化しつつあるのでしょうね。

正社員でリモートワークを希望されている方は、大手求人サイトで探してみるのも一つの方法です。

【まとめ】

出産、育児、介護などによっては、自由に身動きが取れなくなる事もあります。

これまでの日本では、このようなライフイベントに差し掛かったタイミングで仕事を辞める人がほとんどでした。しかし、今は違います。リモートワークという柔軟な働き方で、仕事とプライベートのバランスが取れるようになってきているのです。

あなたもリモートワークという新しい働き方で、好きな仕事を続けてみませんか?