TALKING ABOUT STEREOTYPE Vol.1
guest:Nagi Yoshida

左:ヨシダナギさん 右:辛酸なめ子さん

記事提供:エル・オンライン

辛酸なめ子さんと探る!
ステレオタイプを超えた生き方って?

「もうこの歳だから、新しいチャレンジは無理」、「ママなんだからママらしくしないと」。そんな思い込みや周囲の声に引っ張られて、やりたいことを諦めたり、自分らしくない選択をしたりはしていないだろうか。でも、自分を縛っているのは年齢や職業や社会での役割ではなくて、ステレオタイプに自分を当てはめようとしてしまう、自分自身のココロかもしれない。そんな自分で決めてしまった枠を少し壊して前に踏み出してみたら、思いがけない世界が広がることもある。そんな生き方を一歩早く実践し、自分らしく生きる人に、2回にわたりイラストレーターの辛酸なめ子さんがインタビューするこの企画。前編は、幼い頃からアフリカに憧れ、今では現地のさまざまな部族の人々を、見たこともないほどかっこいい写真に撮る写真家、ヨシダナギさんが登場。

マズそうなものも一度食べてみて
悪くなければラッキーという人生

辛酸なめ子さん(以下辛酸)  ヨシダさんはアフリカに行って裸になったり変なものを食べたりと、ステレオタイプを超えているなぁと思いますが?

ヨシダナギさん(以下ヨシダ)  自分ではそんなに変わったことをしているつもりはないんです。振り返ると小さい頃から、母が「人は何を食べても大丈夫」という教育だったので、子供の頃からダンゴムシを食べたりしてたんです。マズそうに見えるものも、食べてみてそうひどくなければラッキー、どこかの誰かよりも私は一日でも長く生きる術を持っている、と。食に限らず人生全体的にその感覚ですね。もともとそんなに理想的な結果は期待してなくて、そこまで悪くなければラッキーと(笑)。

辛酸  それでダンゴムシは美味しかったんですか?

ヨシダ  そのときに得られた教訓としては「ダンゴムシはとにかく歯に詰まる」ということ(笑)。

辛酸  でも今ではお洒落なレストランでも蟻が出てきますよね。時代が追いついてきた感じでしょうか。

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